愛知の赤味噌(豆味噌)のコクと旨味がヤバイ理由。

みつか坊主の看板メニューである、赤味噌・白味噌・辛味噌。そのなかでも、赤味噌ラーメンは特に人気です。

「赤味噌ラーメン」

スープを一口すすれば、荒々しくも上品なコクと旨味が口いっぱいに広がります。一般的なお味噌汁とは全然違う味です。昨今流行りの言葉で表すと、「美味しさのクセがすごい」って感じ。

みつか坊主の赤味噌ラーメンはなぜ「クセがすごい」のか?

愛知・知多半島の味噌蔵、「中定商店」さんと「伊藤商店」さんで以前取材させていただいた情報をもとに、愛知の赤味噌の美味しさの秘密を探っていきます。

「伊藤商店」さんの味噌蔵

秘密①シンプルな材料

一般的なお味噌=米味噌の原材料は「大豆」「お米」「塩」です。お米と大豆が合わさって発酵し、お味噌へと変化していきます。

でも、みつか坊主の赤味噌ラーメンで使っている愛知のお味噌=豆味噌はちょっと違うんです。

なんと愛知のお味噌の材料は「大豆」と「塩」だけ。とってもシンプルな形で発酵します。

中定商店さんが「大豆だけでお味噌を作るのはとっても難しいんだよ」と語ってくれました。

「大豆×お米」の米味噌はいわば大豆の旨味とお米の甘味のハーフ&ハーフです。でも、愛知の赤味噌にはお米が入ってない(それゆえ「豆味噌」と呼ばれています)。

つまり、旨味100%……!

秘密②長い長い熟成期間

スーパーでよく見かける米味噌は、最低でも半年~1年間の発酵・熟成期間を経て出荷されています。

それに対して「愛知の赤味噌」こと豆味噌の熟成期間はなんと……2年~3年!? 長い、あまりにも長い。

でも、この熟成期間の長さが愛知の赤味噌の「コク」の秘密。ゆっくり時間をかけて発酵させることによって、お味噌の色はどんどん濃く、コクもどんどん出てきます。

例えるなら、中学や高校の3年間でしょうか。あの3年間って、どんどん成長して中身の濃い人間になっていく期間ですよね。愛知のお味噌も一緒で、3年間でグッと魅力を増すんです。

秘密③煮込めば煮込むほど旨くなる

お味噌汁を作るときのご法度、それは沸騰させないこと。お味噌の豊かな香りが飛んでしまうからです。

しかし!赤味噌の独特の香りが熱で飛ぶことはありません。むしろ、煮込めば煮込むほどコクと旨味が強く濃くなっていきます。

ちょっと「名古屋メシ」を思い浮かべてみてください。味噌煮込みうどんや味噌おでん、味噌カツの濃厚なタレなど、赤いお味噌を煮込んだ料理が多いんです。

味噌煮込みうどん
「味噌おでん」

これも、愛知の豆味噌が煮込めば煮込むほど美味しくなるから。ラーメンのような「アツアツのスープ」が必要になる料理にもぴったり。

こだわりの味を、お店でもご家庭でも。

シンプルな材料と長い熟成期間。これらが愛知の赤味噌(豆味噌)の「美味しさのクセがすごい」秘密でした。

記事内ではほとんど触れることができなかったのですが……豆味噌の製造にはめちゃくちゃ手間がかかってます。手間がかかるぶん美味しくなってる……!

「みつか坊主」の赤味噌ラーメンのスープは、愛知のお味噌を中心に数種類のお味噌をブレンドすることで、お味噌のコクと旨味をさらに高めたものです。

赤味噌ラーメンは「みつか坊主」各店およびオンラインショップで絶賛発売中。みつか坊主でしか味わえない独自ブレンドとなっております。また、「みつか坊主 醸@梅田では「VEGAN東海(ヴィ―ガンの方向けの赤味噌ラーメン)」も提供しております。

こだわりのお味噌を是非ご賞味ください!

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